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片貝まつりの映画「おにいちゃんのハナビ」
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長々と引っ張って書いてますが(スミマセン)今日はどうしてここまで片貝の花火に惹かれたのか…を書きたいと思います。

片貝の花火は「奉納煙火」と呼ばれています。個人がそれぞれの願いや思いを込めて神社(神様)に花火を奉納し、それを打ち上げるのです。

花火は“祭り客のための見せもの”ではなく、“天の神様がご覧になる”ためのものなので、平日だろうが休日だろうが毎年同じ日に、天候が雨でも打ち上げられます。

祭り客はその花火を下界で見物させてもらっている…というわけです。(しかも長い歴史のある“地域の祭り”です。私達のような“よそ者”は、町の人達が受け入れてくれるおかげで一緒に見物させてもらえる…というわけです)

花火の打ち上げ前には必ずアナウンスが入ります(同じ女性が10年以上?アナウンスされているそうです。独特の調子で読み上げられる名物アナウンスで、ファンも多いとか)

花火の種類、奉納者の名前、そしてその花火に託したメッセージが読み上げられます。

子や孫の誕生、成人祝い、還暦祝い、友人たちからの結婚のお祝い、プロポーズ、事業の周年記念…慶びごとのメッセージもあれば、一周忌、三周忌…先立っていった大切な人への祈りを込めたメッセージもあります。

一つひとつのメッセージに人生がぎゅううっと詰まっていて、思わず微笑んだり、ジーンと泣かされたり…。

個人が払うには決して安くないお金を出しても打ち上げたかった思い、祈り…。それぞれの花火にはそれぞれの思いで打ち上げた人がいる、今それを一緒に見上げてるんだ…そう思うと、はかない一瞬の花火がなお一層かけがえのない大切な光に思えてくるのです。

去年、初めてこの光景を目にした時、日頃は宗教心もなく地域の絆や伝統行事にも関心の薄い私の心の奥のどこかが…おおげさに言うと震えてしまったのでした。

「来年も絶対に来ようね」とオットと話した1年前。去年は映画のロケ隊が入ってました。「来年の花火の頃に封切りになります。見て下さいね」とスタッフさんが教えてくれた、その映画が9月25日から公開されます。

「おにいちゃんのハナビ」

片貝の花火の魅力がしっかり伝わる映画になってるんじゃないかと思います。(実話が元になっているそうで、余計に胸を打つストーリーです)

広島では市内の「バルト11」でしか観れないようですが(今後拡大するかも知れませんが)時間を作って見に行きたいと思ってます。



今日も読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた明日。
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