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「善いこと」はちょっと恥ずかしい
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寄付とかボランティアってなかなか「私がやりました」って言えないものです。

外国のセレブ達のように自ら率先して行動を起こし周囲を巻き込んでいく…素晴らしいなあと思いながらも「そういうことは黙ってやったほうがカッコいい」なんて感覚を持ってる…古い日本人なんでしょうね私。

話題のタイガーマスクさんは洒落っ気があっていいですね。ほんの少しユーモアを入れることで「善いことをする」という気恥ずかしさから解放されて…敷居が低くなるんでしょうね。次々とマネする人が出てくるのはそういうことかな…と思います。

このタイミングなら…どさくさにまぎれて私もちょっと“善いこと”について書けそうです。

私はかれこれ10年ほど「あしながおばさん」をやってます。あ、正確には「あしなが育英会」という“病気や災害、自死(自殺)などで親を亡くした子どもたちや、親が重度後遺障害で働けない家庭の子どもたちを物心両面で支える民間非営利団体(HPより)”があり、そこに毎月いくばくかの寄付をしているというわけです。

父を亡くした時、私はもう「遺児」ではなかったけれど、それでも周りの人達の中では若くに親の死を体験したほうだったので、当時はなかなか気持ちを分かち合える人がいませんでした。母の憔悴の前では励ますばかりで自分の悲しみは出せずじまいでしたし。

そんな時「あしなが育英会」が、親を亡くした子供達に資金の援助だけではなく、彼らが心の中に閉じ込めてしまった気持ちを吐き出せる場、同じような体験をした仲間と気持ちを分かち合える場を作り、彼らの心のケアも行っている…ということを知りました。

「成人した自分でも人には言えない思いを抱えていたのだから…ましてや多感な10代でそんな経験をしたら…」

少しでも見知らぬ彼らの支えになりたい…。そう思ったのがきっかけでした。

年に何回か届く新聞(活動報告と遺児家庭の様子)と、年1回もらう学生さんからの直筆のお便りを読んでいると、ほんの少しでも次世代の子供達の成長に関わっていられることをうれしく感じます。

人間の成長には時間がかかります。支援するには継続性が必要だと思います。ひとり一人の力はわずかなものでも、“細く長く”多くの人が関われたら…そんなふうに思うのです。

めんどくさがりの私なので、寄付は一定額の口座引き落としです。勝手に引かれているので正直なところ毎月子供達のことを気にかけているわけではありません(汗)

でもまあ自分の出来る範囲を考えたら…こんなところなんです。「それでもいいじゃん」と思ってます。

世間が温かい気持ちに染まっているこの機会に…色んな支援活動に興味を持つ方が増えるといいなあ…と思い…思い切って書いてみました。

(参考までに)あしなが育英会HP
http://www.ashinaga.org/index.html



今日も読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた明日。
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