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「ひとりじゃない」と
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真冬に美瑛(北海道)の丘の風景写真を撮りに行ったことがありました。

丘の小道を歩いていると突然猛吹雪に…。視界ゼロの真っ白闇の中で「あーここにいるのは私ひとりだ」と、(ちょっと生命の危機も含め)強烈に「ひとり」を感じたことがありました。

その時感じた「ひとり」にはある種のすがすがしさがありました。


中学の時に通っていた女子12人ほどの塾の中で、途中から急に仲間はずれにされました。

明らかなイヤがらせはなかったけど、ヒソヒソ話やクスクス笑い…ああいうのってどうして自分のことだって分かってしまうんでしょうね。

周りにたくさん人がいるのに自分だけが感じる「ひとり」。この「ひとり」には微塵のすがすがしさもありませんでした。

塾のある日は朝から憂鬱で、おなかが痛くて、逃げたくて。血がにじむような気持ちで中学卒業まで通い続けましたが…今思えばたかが塾、やめちゃえば良かったのに。でも「逃げたかった」けど「逃げたくなかった」…のでしょう。


その塾の中でひとりだけ、私に “普通に” 接してくれる子がいました。

彼女は群れない子でした。彼女自身も小学生の頃から、“男子にめちゃくちゃモテる”というだけでクラスの女子からあることないこと陰口を叩かれ、仲間はずれの標的にされていました。

年季の違い(?)か、彼女はタフで毅然として見えました。特にべったり仲良くなったわけではありませんでしたが、彼女の存在があったからこそ、最後まで頑張って塾に通えたのだと思います(その彼女とは結局ハタチ過ぎ頃までゆるやかな友情?が続きました)


高校に入って随分たった頃、急に当時の塾で一緒だった子から「あの時はゴメンね」と謝られたことがありました。塾で真面目に勉強して先生に気に入られていた私を妬んだひとりの女の子の陰口から始まった「シカト」だった、と。

「逆らうのがこわくて同調してた」なんて言われちゃって。そんなもんなんですよね。

強い人間も、弱い人間も、可哀想な人間も…色々ある世の中ですが…

「ひとり」でいる人に「ひとりじゃないよ」と言ってあげられる人に…行動できる人に…なりたいですね。強くなりたいです。

…ずいぶん長々と思い出話をしてスミマセン。〆切前というのにウッカリ「3月のライオン」を読んでしまったので感情が揺さぶられて…芋ずる式に自分の過去がよみがえってきてしまったのでした…。

(あ、このマンガはほんとスゴいですよ。今後も目が離せませんです。)



今日も読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた明日。
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