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旅はいいですね
20110928,jpg.jpg旅のラゴス (新潮文庫)

ごぶさたです。

月の始めに新潟に花火を見に行って以来、Blogの更新がすっかりおろそかになってました。何度もムダ足を踏ませてしまった方…ごめんなさい。

言い訳を書けば色々と長くなるのでやめておきますが、新潟から戻って来てからも、まあ元気に忙しくしていました。

あ、新潟の旅もいろいろありましたが(いいことも悪いことも…)でも今年の花火も良かったです。行って良かったです。

さて、忙しくはしてたんですが、合間に本、読みました。

筒井康隆「旅のラゴス」。もうずいぶん前に書かれた本ですが、それよりさらに長い間、筒井さんの本からは遠ざかっていました。たぶん最後に読んだのが「虚構船団」なので…うん、ほんとに長い間です。

彼の本をむさぼるように読んでいたのは中・高生の頃。一番多感な時期に、今思えば彼の本から猛烈な“毒”を浴びて育った私…後々後遺症が出まくりで困った…いや感謝してますが(笑)

常に新しい表現を模索し、常識を裏返し、戦い続けている作家…というイメージからすると、この「旅のラゴス」はびっくりするほどマトモでロマンチックな小説です(筒井さんにこういう一面があることは「七瀬ふたたび」などで知っていましたが)

amazonのレビューの中に「中学生の読書感想文の課題図書にすればいいのに」的なものがありましたが、私もまったくもってそう思いました。若いうちに読んで損はないというか…年を重ねるごとに深く味わいを増す物語だけに、若いうちから一生の間に何度も読んで欲しいな…と。

文章が読みやすく、イメージが描きやすく、最初の1ページからアッという間に主人公ラゴスと一緒に旅が出来ます。長い長い旅ですが、飽きることなく最後まで一気に。

本の中の世界にいる間、本当に幸せでした。読み終わったあとも、本の中の世界のことを考えると幸せな気持ちになります。

久しぶりに“読書の醍醐味”を味わって、少しだけ“秋”を感じています(ちなみに今本気でダイエット中なので今年は“食欲の秋”は封印です)



今日も読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた明日。
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