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両切りピースで思い出した人
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先日ギターの話を書いたものだから、ギターを習っていた頃のことを色々と思い出しました。

私は中学と高校の半分くらいまで週一でクラッシックギターを習っていました。ギターの先生の家に通う個人レッスンでした。真っ先に思い出したのは先生の吸っていた煙草、両切りピースの缶のある光景。いつも譜面台の横に置いてありました。

なんとなく、この缶がオトナの象徴のように感じていたのを覚えてます。そうそう、この煙草は香りも印象的なんですよね。

その印象的な香りのことで続けてよみがえってくるもうひとつのピース缶の記憶がありました。

ハタチをいくつか過ぎた頃、好きになった人がこの両切りピースを吸ってました。今ほど嫌煙分煙が進んでない時代の職場で、その人は私の目の前でこの煙草を吸ってました。

最初の煙の匂いがね、甘いんです。イチゴのショートケーキみたいな匂い。私はいつも「もう少し彼と仲良くなったら、このケーキの匂いのする煙草の話をしよう」と思ってました。この匂いが好きでした。

今ちょっとこの煙草について調べてみたら「ピースはバニラの香りがうんぬん…」って書いてありました。ああやっぱり、甘い匂いの煙草だったんですね。

ギターの先生は随分前に亡くなられました。好きだった彼はひどく傷つけたまま別れた元カレになってしまいました。結局ケーキの匂いの煙草の話はしたんだっけ?忘れるほど昔の話、もう今後の人生で2度と会えない、会うことのない人たちです。

自分自身は煙草を吸わないし、今では喫煙する人のこともちょっとニガテです。でもこのピース缶のある(あった)光景は…懐かしい思い出です。

今、この煙草の匂いに出会ったら…甘くはないのかな…ほろ苦く感じるかも知れませんけど。



今日も読んでくださった方、ありがとうございます。
ではまた明日。
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